福祉を学べる通信制大学を一覧にまとめました。
福祉や介護の仕事で安定した収入を得るためには、社会福祉士・精神保健福祉士といった国家資格を取得するのがイチバンです。
福祉・健康
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卒業率50%以上の卒業しやすい大学。
一切スクーリングなしで卒業できる、履修科目しだいではスクーリングなしで卒業することができる、編入生はスクーリングなしで卒業できる大学など、条件しだいでスクーリングなしで卒業できる大学。
福祉の資格を取得する場合は実習があります。実務経験があれば実習免除になることも。
スクーリングの替わりに、ネット授業を受けるなど、比較的スクーリングの負担が少ない大学。
目指す資格から通信制大学を選ぼう
福祉系資格いろいろ
- 社会福祉士【国家資格】:保護や援助を必要とする人のアドバイザー
- 精神保健福祉士【国家資格】: 精神科の入院患者の社会復帰をサポートする
- 介護福祉士【国家資格】:入浴・食事の世話など、生活面の介護や指導を行う
- 特別支援学校教員:さまざまな障害のある子どもたちを指導する教師
- 児童指導員: 児童福祉施設での“親がわり”
- 認定心理士:心理学の専門家として仕事をするための基礎学力と技能を修得している証し
- 手話通訳士: 聴覚障害者と健常者の対話をサポート
- ケアマネージャー: 介護サービスの内容や業者などを決め、介護計画を立てる介護支援専門員
- 社会福祉主事: 行政の中で福祉サービスに携わる
- ケアクラーク: 介護サービス従事者として重要な役割を担う、介護保険事務のエキスパート
通信制大学で福祉を勉強した卒業生からの口コミ

日本福祉大学 通信教育部 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科に入学した理由
福祉のことを学びたい、大学で正規の授業を受けてみたいというのが一番のきっかけです。
日本福祉大学は通信制大学のなかでも福祉の分野で有名なところなので、以前から大学の名前だけは知ってはいました。
福祉系国家資格の合格者が多く、卒業率も高いのでとても魅力的に感じました。
スクーリング
スクーリングは全国各地で行われています。
(インターネットで受講できる)オンデマンド科目かテキスト・オンデマンド科目で単位取得すればスクーリング単位として認定されるので、通学は最小限です。
福祉関連の職業に従事されている方が多く在籍されていました。
わたしの勉強方法

卒業には必要な講義をすべて受講し、科目修了試験に合格することが必要です。
まずは、テキストや参考書を用意して講義を受講しました。
重要だと思うところを印などで分かるようにしておきました。
わからないところ・重要だと思うところなどは、何度も講義を聞き直すようにしました。
次に、テキストや参考書を印などしたところを中心に読んでいきました。時間があれば、読み進めながら要点をノートなどにまとめました。
科目修了試験の際にはこの要点ノートを手元に置いて試験を受けました。ただ、回答をする際にノートを見るゆとりはほとんどなかったと思います。
ネット上で科目修了試験を受験できるので便利

私は以前から福祉の分野について興味があり、勉強をしたいとは思っていました。
現在、書店には福祉関連の書籍はたくさん並んでいますし、インターネット上でもある程度の情報は得られるとは思います。
ただ、どの書籍が選んで読めばいいのかわからないかもしれないですし、単に本を読むだけでは理解ができないかもしれません。
また、インターネット上の情報は不正確なものであったり、偏ったものであったりします。
その点、日本福祉大学は正規の大学ですから、体系的に正確な最新の知識を得られますし、卒業できた達成感も得られます。
福祉の知識は卒業後にどのような職に就こうとも、あるいは、家庭でも役に立つと思いますし、知っておいて損にはならないものだと思います。
日本福祉大学に入学してよかったです。
科目修了試験の採点が若干厳しい科目もある
科目修了試験では、講義では触れていない事柄やテキストや参考書に書かれていないところからの出題が出題されることもありました。
また、事例問題など単にテキストや参考書の暗記だけではなく、試験の際にその場で考えさせる問題が多かったような気がします。
(科目によって試験問題の数が違うので一概には言えませんが、)1問に掛けられる時間というのか限られています。
ですから、”この問題は難しそうなので回答するのに時間が掛かりそうなので後回しにしよう”というような上手な時間配分をして要領よく問ていく必要がありました。
日本福祉大学はおすすめ!

やはり、現在福祉関連で働かれている方や、これから福祉関連の職に就こうと考えている方にはおすすめの通信制大学です。
福祉の国家資格の取得を目指している方はもちろんですが、わたしのように目指していない方にもおすすめです。
日本福祉大学通信教育部で初級障がい者スポーツ指導員を目指す

医療職で働いており、障がい者へのスポーツ指導やリハビリを行う場面があり、より深く学びたいと思い初級障がい者スポーツ指導員を目指すことにしました。
そこで、仕事と学業を両立できる大学を探していたところ、日本福祉大学通信教育部のサイトを見つけて入学をしました。
受験対策は特になく、小論文のテストと書類選考でした。
4年生に編入です。
初級障がい者スポーツ指導員を取得するためのスクーリング
スクーリングは夏季及び冬季でどちらか必ず1回参加する必要があり、愛知県の日本福祉大学知多キャンパスまで行く必要があります。
通学方法は様々で、車や公共機関・自転車などで来校する学生さんがいました。
授業は午前学科、午後実技を行い最後に試験をするという形式でした。参加している年齢層は幅広く、20代~70代の男女で主に女性が多い印象です。
学科では障がい者スポーツの理論や、障がい者の推移、生活状態等、実際障がいをもつ教授が行っておりました。
午後は障がい者スポーツ(車いすバスケ、ボッチャ、ゴールボール等)を実際におこない障がい者の感覚やルールなどを勉強しました。
日本福祉大学通信の単位修得方法

各項目でWEB授業があり、単位を取得していきます。
WEB授業では勉強をしている時間が表示され、実際の講義時間と自分が受けた時間が表示されます。
あまりに短すぎると不正を疑われてしまい履修したことになりません。
ただ、講義の動画は巻き戻しや早送りは可能です。
各項目ごとに小テストがあり、6割以上正解で次の単位へと進むことができます。スクーリングでは午前に学科を行い、午後はスポーツ実技を行いました。
午後の最後に単位取得のためのテストがあり、ここでも6割以上で合格となります。WEB授業は平日に3時間程度、休日は5時間程度勉強する感じで勉強していました。
スクーリングでの実技は役立つことが多かった
スクーリングのスポーツ実技は非常に満足しています。
実際に障がい者スポーツを自身が体験し、障がい者がどのようなハンディを持っているのかを体験し学ぶことができるからです。
盲目の卓球はまったく何も見えない状態で、ボールの中にある鈴の音を拾い、どっちにボールが来てるのかを判断して行います。
また車いすバスケットでは実際に車いすに乗り、ボールを扱ったり、試合を行ったりし、足が使えない状態を体験できます。
さらに講師の先生方はほぼ障がい者でありながら、健常者と変わらない感じで指導されていたのも非常に勉強になりました。
WEB授業での単位取得を厳しい科目も

WEB授業では各履修内容で勉強時間が異なってきます。
中には20分程度で終わる内容もありますが、資格取得するための講座は半分以上が90分近い講義内容で、さらに教科書も10冊ほどありました。
WEBではわかりやすく構成されているようですが、中にはそうでない内容もあり、さらに単位を取得するための小テストも制限時間60分と短く、出題問題も100問近くあり、かなりの回答スピードが要求されます。
6割以上で合格となりますが、実際に行ってみると中々クリアできないことも、厳しく感じることもありました。
障害者スポーツの指導員に興味がある社会人におすすめ
私は職業柄、障がい者へのスポーツ指導やリハビリの為に進学をしたので、主な目標があった為勉強する気になりましたが、
もし明確な目的が無い状態で進学されるとなると単位取得の授業やテストが多い為、途中で挫折する方も多いと感じました。
私と同じように障がい者へのスポーツ指導等を目的とされる方には非常にオススメだと思います。
スクーリングでも実際に競技のルールを詳しく知る事や体験ができ、資格取得後に指導やリハビリ等に生かせるからです。
職業の幅が広がった

私が取得した初級障がい者スポーツ指導員は主に、障がい者へのスポーツ指導が仕事になります。
わたしは元々スポーツトレーナーの資格等を持っていた為、障がい者スポーツ指導員と合わせて障がい者スポーツトレーナーも取得できましたので、
勤務先で障がい者のアスリートが来るとリハビリやトレーニング等を行えることや、パラリンピックにも帯同することが可能となりました。
以前は、健常者が主な業務でしたが、資格取得後に障がい者へも業務範囲が拡がり、様々な競技への対応が行えるようになりました。