早稲田大学 人間科学部 eスクール (通信教育課程)は最低1回の通学スクーリングで卒業できるインターネット大学です。
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満足 | まあ満足 | 普通 | 不満 |
入試方法 | 面接、書類(志望動機) | ![]() |
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レポート | ネット | ![]() |
科目試験 | ネット | ![]() |
スクーリング | 埼玉 | ![]() |
学生交流 | あり | ![]() |
編入制度 | 2年次編入制度あり | ![]() |
学習サポート | あり | ![]() |
就職サポート | あり | ![]() |
卒業論文 | 必修 | ![]() |
卒業率 | 約60% | ![]() |
入試方法 | レポート | 科目終了試験 | スクーリング | 学生交流 |
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面接 書類(志望動機) | ネット | ネット | 埼玉 | あり |
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編入制度 | 学習サポート | 就職サポート | 卒業論文 | 卒業率 |
2年次編入制度あり | あり | あり | 必修 | 約60% |
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目次
早稲田大学e-スクールはこんな方におすすめ

- 大学院に進学したい方
- 卒業までがんばりたい方
- 学習のサポートをしてほしい方
- 就職のサポートをしてほしい方
早稲田大学eスクールのおすすめポイント
大学院進学者が2割
早稲田大学eスクールは、卒業生の2割程度が大学院に進学しているという特徴があります。
また、eスクール在学生は、早稲田大学通学制大学院人間科学研究科(修士課程)への内部選抜入学試験枠を利用できます。
※成績の基準を満たすなど一定の条件あり。
大学だけでなく、大学院でも学びたいという人には魅力的です。
約6割が卒業している

2020年3月までの卒業生は1,500名以上にのぼり、約6割が卒業しています。
参考:「よくある質問」
手厚い学習サポートあり
早稲田大学eスクールでは、30名程度をクラス定員とした、少人数制を採用しているのが特徴です。
各クラスには教員の他に、修士以上の学位を持つ教育コーチが配置されています。教育コーチは質問対応や議論の活性化をはかるなど、担当教員と共に学生のより深い学びをバックアップします。
質問や議論の場としてBBS(インターネット上の掲示板)を利用することもできます。
就職もバックアップ
進路や職業など学生の将来計画を考えるための総合サポートを、早稲田大学キャリアセンターがバッグアップしています
早稲田大学の残念なポイント
落ちることがある
面接試験がありますので、誰でも入学できるわけではありません。
合格倍率は学科によって差があります。2021年は、倍率1.2~2.3倍となりました。
偏差値はおおよそ通学と同じくらいだと思われます。
学費が高い
学費は350万円~450万。通信の中ではかなり高めです。
通学課程の大学と比較すると、少し安いくらいです。
スクーリング有の卒業研究必須(2021年度情報)
早稲田大学eスクールは、卒業研究が必須です。研究発表(口頭試問)は所沢キャンパスで行われるため、最低1回は埼玉までスクーリングに出向かなければなりません。
学費
登録料(入学金に相当)20万円
授業料(1単位ごと)3万5200円(2022年度)
※通常1科目2単位 実験実習を伴う科目を履修する場合、別途実験実習料が必要。
※卒業に必要な単位は124単位。卒業までの年数で多少変動があるが、学費の総額は、αコースで3年間で卒業する場合は約350~450万円、βコースで4年間で卒業する場合は約450万円。
※学内外の各種奨学制度利用可(一定の条件あり)
早稲田大学eスクール3年生に編入した体験談

大学(文学部)を卒業後、健康運動指導士としてスポーツクラブに努めていましたが、専門職として、ちゃんとした礎が欲しいと思い、人間科学部を受験いたしました。
受験対策としては、実際に受けた者として、これから受験を考える皆様に言えることは、『通信授業のデモ画面を見ること』『学科HPを熟読すること』『どうしてここじゃなきゃいけないのか』『働きながら大学を出ることはとても大変なことだが最後までできる覚悟(と準備)はできているか』ということです。
早稲田大学eスクールのスクーリング
一般科目はネットで終わります。体育や一部授業はスクーリングで土日や集中講義がありました。
早稲田のeスクールのゼミ(所沢の先の小手指の先の山の中)は、普通の学部生のゼミなので、ゼミによってかなり違います。
私のゼミは、負荷が高く、ゼミの2年間はスクーリング、抄録書き、アンケート作成・調査・集計・論文・発表等、ほぼ通学生並でした。
が、ゼミによっては全く行かないまま終われるところもあるので、希望や、自分の許せるスケジュールの範囲かはしっかり確認しないと、せっかく卒業目の前にして断念とかもったいないことになりかねません。
ゼミ生は現役から70代まで幅広い年齢です。
先に書いたように、負荷が高いゼミだったので、みんなで力を合わせ、年齢関係なく仲良くなれたのは苦労のたまものかなと思っています(笑)
単位の取得方法
1回90分の授業をネットで見て、感想や質問、ディスカッションをBBSで行っていくスタイルでした。
私は仕事をしている社会人なので、家で夜中に日々勉強しました。
視聴やBBSに期限があるので、ためることはあっても、どんどんこなしていかないと期限切れになってしまいます。
レポートも、郵送や、ネット(エクセル・ワード)だったりしますが、キャンパスに行ってテストは、体育実技くらいしかありませんでした。
教育の質が高く大満足

既に現役時代に都内の大学(文学部)を出ていて、2回目の大学生活になったのですが、早稲田大学は、やはりレベルが高いな、と感じました。
ふざけたり、だるい、とか言うことはあっても、提出する課題の完成度は皆普通に高かったです。
早稲田大学しか出ていないと、そういうことは感じないのかもしれませんが、比較対象がある私にはそう感じられました。
研究室でも、とことん卒業研究ができましたし(追い込まれたとも言いますが(笑))
働きながら大学を出るという言葉にしがたい苦労をしてでも、卒業してよかったと思っています。
ゼミ活動は大変
働きながら、片道2時間のキャンパスにある研究室に2年間通いました。
文学部出身で、当時論文は手書きしかなかったのが、最初の大学時代でした。
早稲田大学eスクールではネット、PCを駆使し、卒論もワード。
統計処理ソフトも発表用のパワーポイント、ゼミ内の報告会、学外の学会発表、卒論発表、死ぬ物狂いで食らいついていった感じです。
ゼミによっては発表も全部英語だったりするところもあったようで、私はそれは免れましたが、負荷で言ったら、卒業時には、通信ではなくまるで学部生でした(笑)
それだけ、難しかったですが、得たものは今も日々仕事に大いに役立っています。
早稲田大学eスクールはこんな人におすすめ!

例えば、明確な学びの目的がなくて、単に「早稲田大学を出たい」という理由でも、その思いが強ければ、卒業までたどり着くことができると私は思います。
逆に、崇高な学びの目的があっても、思いが弱ければ、きっと途中で何らかの壁を超えることができず、中途退学で終わる可能性がかなり高いと思います。
要は、目的が何であれ、必要なのは意思の強さだと思います。
今は調べれば何でもネットが教えてくれます。パソコンの使い方がわからないところから始めた同期生も、立派に卒業しました。
最後まで、やりきる気持ちを動機書や面接でしっかり伝え、入学後に実行あるのみです。
なので、おすすめできるかできないかは、その方によって違うと思います。
仕事がより専門色の強い業務になった
スポーツクラブ勤務で入学し、卒業しましたが、卒業後お話をいただき、ご縁あって某総合病院の運動施設の施設長に就任し、現在に至っています。
私の資格は健康運動指導士なので、運動施設の監修・施設内運動プログラム作成、運動処方、カウンセリングを行う傍ら、管理職業務と外部の講演会・講習会などの講師をしております。
病院であるが故、慶應派閥で早稲田は私だけ(多分)で、少々肩身せまいですが(笑)何ら問題なく、ありがたいことに日々充実しております。
早稲田大学eスクール卒業生 40代女性の体験談
早稲田大学e-スクール(通信教育)入学は簡単だけど卒業は難しい!
早稲田大学(通信教育)情報科学科のシラバスを見て、自分が学習したい内容を合致した部分があったため。
また、他の学科の授業も自由に履修が可能であったことも大きな理由となった。
受験対策は、小論文(作文)程度と面接で合ったため、特に対策は行っていない。2年生編入。
スクーリングなしで卒業できます

選択科目によって、スクーリングが必要なものがある。(体育や教育実習など)
わたしはスクーリングが必須の課目は履修していないためわかりません。
ただし、ゼミでは必要に応じて研究室に足を運びました。
キャンパスは、早稲田大学所沢キャンパスです。
ゼミの場合には、先生が都合のつくタイミングで良いため、わたしは会社の帰りに学校に行きました。
授業は、基本的にe-ラーニングです。
授業を視聴して、先生によって出される課題や小テストなどを、結構こまめに提出する必要がありました。
学生の年齢層は、比較的40代ぐらいが多いような感じがネット上で感じます。(会うことはあまり無いので、わかりません。)
学んだ内容は、情報科学関係なので、プログラム言語を含むコンピューター関係の内容から情報科学の利用者の側面から心理学や人工知能、統計学などです。
早稲田大学の単位修得方法
授業はe-ラーニングですが、課題やレポートなどは指定されたサイト上にネット上からアップします。
わからないことがあれば、BBS上に質問をすると24時間以内に教育コーチと呼ばれる先生のサポート役の人から回答があります。
また、課題によってはBBS上で議論を戦わせたり、ビジネスモデルを作成したりもしました。
提出物や小テスト、単位をもらうための最終的なレポートなどの規模や難易度は、科目ごとに異なります。
理由科目は前期、後期の始まる前に希望を出し、認定後にクラス分け後に授業の配信開始されます。
ゼミは、2年生の後期になってからゼミの希望をアンケートで提出します。
ゼミは、先生によってはスクーリングを希望される場合もありますし、先生が学生が都合の良い場所まで来てくれることもあります。
卒業には、卒論の提出と最後に発表会がありました。
e-ラーニングのサポート体制が良い!
授業は、e-ラーニング上では一方的に学生が受け身となりますが、BBSを通じてアクティブに先生や教育コーチに質問をすることによって、より深い学習ができます。
また、同じ授業を通学生の生徒にも行っているため、双方向になることによって通学生の授業内容に影響を与えることあります。
例えば、通学生の授業の内容を配信する先生の場合、授業内容について「事実と違う」「一般社会の現場では○○である」「△△という論文もあるが、先生はどう考えるか」という問いや意見を投げると、翌週に配信される授業ではそれらが反映されていることがあり、自分が授業に参加していることに満足感が出てきます。
教育コーチの役割は大きく、24時間以内に質問に対して回答をするだけでなく、双方向に意見をBBS上で書きこめるため、同じクラスの多くの人の意見も聞くことができます。
メールではないところが良いです。ゼミは通学生と差別がありませんでした。
仕事と家事との両立が難しい

フルタイムで働いていたため、繁忙期には授業を視聴する時間にも困ることがありました。
そのため、昼休みにパソコンをwi-fi環境のあるお店で視聴しながらランチをすることが多くありました。
課題を提出する週は、週末に家事をさぼって食事も外食していました。ずいぶんと家族は我慢をしていたと思います。
残業や休日出勤が多い仕事をしていたので(当時は「働き方改革」なんて言葉はありませんでした)、卒論は困難を極めました。
会社帰りに寄る大学の図書館は、自分の学部の図書館では遠くて行かれないため、勤務先から通いやすい早稲田の本キャンや西早稲田の理工学部の図書館を利用できたり、必要な書籍を事前にリクエストして図書館側に用意してもらえたのが幸いでした。
それがなければ、卒論の完成は難しかったと思います。
早稲田大学e-スクールはこんな人におすすめ
早稲田大学の通信教育は入学するのは簡単ですが、卒業するのは難しいです。
本当に学習したいと思う人に対しては、サポート体制がとても充実しています。
能動的にうごくことができる人に対して、とても優しい学校です。
そのため、学習したいと強い意思がある人には、オススメしたいです。
逆に、与えられた課題だけをやっていれば卒業できると思っている人は、仕事をしながら学習することは難しいと思います。
現に、卒業できる生徒は少ないです。
最後まできちんと強い意思を持ってやり遂げる人であれば、ゼミの先生や研究室の先輩も協力的ですし、学校の各部署も力強いサポートをしてくれます。
会社内で「人工知能」と「統計」のことはあいつに聞け、と言われるようになった
資格は、取得していません。就職・転職活動もしていません。
社内では、多くのプロジェクトがあるため、統計学を生かせるプロジェクトに属していますが、あまり今のところは積極的に生かせていません。
人工知能の知識は、理論と製品とでは差異があるので、実際の製品を扱うプロジェクトでなければ、有効に活用はできないと考えます。
ただ、学生時代に築いた人間関係は、今でも大切なものであり、飲み会だけでなくビジネスの上でも役立っています。
また、その知識があること、だいがくを卒業したことが、自分の自信にもなっています。
早稲田大学e-スクール(通信教育)卒業生 50代女性の体験談
- 早稲田大学 人間科学部 eスクール(通信教育課程)
- 所在地:埼玉県所沢市三ヶ島2-579-15
- アクセス:西武池袋線小手指駅バス15分