博物館や美術館で働く学芸員って知的で憧れの職業です。
博物館学芸員の資格を取得できる通信制大学
通信制大学で学芸員の資格を取得しよう!
学芸員とは博物館・美術館・科学館・植物園・動物園で働く専門職員のことです。
博物館等に勤務し資料や作品の調査・研究・収集・保管から、展覧会の企画・運営をしたり図録作成など幅広い業務をおこないます。
デパートなどで美術展の担当部署で働く場合もあります。
学芸員になるための資格は、以下で取得できます。
1)大学・短大で単位を履修すること
2)文部科学省で行う資格認定試験に合格すること
学芸員として働くには、大学・短大で学芸員資格を取得するのが一般的。学芸員資格は多くの大学で取得が可能。
博物館実習を含む所定の科目を履修して卒業すれば学芸員資格が得られます。
そのほか修得単位+実務経験、学芸員資格認定試験受験など取得方法は複数あります。専門性を磨くため大学院修士に進む人も多い。
就職先は博物館、美術館、動物園や水族館、そのほかのさまざまな文化施設など。欠員が出たときに募集するのが一般的で、希望者も多いため競争率は非常に高いです。
学芸員・資格
学芸員の資格を取得して博物館に就職した体験談
京都芸術大学通信を選んだ理由
元々芸術に興味があり、専門学校で芸術情報を学んでいました。
洋画を高校生の頃から描いていたため、本格的に学びたい、将来の仕事にしたいと思って専門学校卒業後に働きながら通信制の大学にいくことを決めました。
スクーリングの通学はちょっと大変でした
スクーリング頻度は年に10回程度、通学は長野県から京都へ電車で通いました。
生徒の年齢層は割と高めで、60代以上の方もたくさんいらっしゃいました。
単位取得方法
単位を取るには、スクーリングとレポート、筆記試験合格が必須でした。
スクーリングは絵の具とキャンバスやスケッチブックを持っていって、静物画を約6日間で一枚仕上げたり、裸婦のスケッチをおこなったりしました。
また、レポートは自分で教科書を読んだり調べたりして、芸術史などをレポートでまとめたり、作品を制作して提出する科目もありました。
試験はノート持ち込み可だったので割と自信がありましたが、レポートの採点は厳しく、再提出を何度もしました。
学芸員の資格取得できて大満足
私が通っていた京都芸術大学では、教員資格や学芸員の資格がとれ、就職の面でも役に立つ授業でした。
また、幼い頃から好きだった絵について、知識的にも技術的にも深めていくことができ、仕事をしながらの通学でしたが本当に楽しく学ぶことができました。
友人も多くでき、学校を卒業した後も、毎年一回皆で集まって作品の展示会を行っています。
教えてくださった先生たちも実力のあるとても良い方々ばかりで、時に厳しく、情熱をもって指導していただきました。
レポートと作品提出の合格が難しい
とにかく、なかなかレポートと作品提出が合格にならずに苦労しました。
単位を取るために、一定期間以内に第一課題を合格して第二課題に進んでいかなければならず、結果がくるたびにドキドキしていました。
自分では良いものが描けたと思っていても、作品を作り直す指導が入ると、自信がなくなります。
そのかわり、良い評価をいただけると、本当に嬉しく誇らしい気持ちになりました。
家の中だけではできない課題もあり、時間を作って外へ絵を描きにいったり、美術館へ足を運んだりしました。
絶対おすすめ!京都芸術大学通信教育
京都芸術大学は、施設や設備がとても充実しています。
また、先生たちの情熱も素晴らしく、熱意を持って4年間課題に取り組むことができました。
芸術大学なので、作品を制作することが主でしたが、芸術史や歴史、心理学や語学の授業なども幅広く受講することができ、教養も身につけることができると思います。
これから芸術について学びたい、自分の作品を作りたいと思っている方にとてもおすすめです。
絵というのは自分の世界を表現することですが、大学で学ぶことで、自分の創作をより客観的に、具体的に考えることができるようになると思います。
卒業後学芸員の資格をいかして博物館に就職しました
洋画コースでは、博物館学芸員の資格が取得できました。
資格を取得する際、地元に戻って行う学芸員実習というのがあり、実家の近くにある博物館にお世話になって学ばせていただきました。
就職活動のことはあまり考えていませんでしたが、そこの館長の方がとても良い人で、お話を通してくださり、博物館で働くことができるようになりました。
今は、展示のパンフレットを制作したりしていますが、人と人との繋がりに、毎日感謝しています。
京都芸術大学洋画コース卒業 30代女性の体験談
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京都芸術大学通信教育で学芸員の資格を目指す
現役の大学生時代に学博物館学芸員資格を取得したかったが、カリキュラムの関係上難しく諦めたが、卒業してからやはり諦めきれずに通信で資格取得する方法を調べました。
他の大学でも同じような課程は沢山ありましたが、途中で投げ出さず資格取得率が高いコースを調べた結果が京都造形芸術大学(通信教育)科目履修生でした。
スクーリングに通った
スクーリングは数回ありました。それでも東京か京都かでキャンパスを選択出来、また博物館実習以外は休日の昼間にあったので仕事には特に支障なく進める事が出来ました。
スクーリングの情報やそのほかの事も全てネットで完結でき、また同じ課程を履修している学生同士がそこでコミュニケーションも取れる仕組みでしたので、諦めずにお互い励まし合いアドバイスをしながら1年を過ごしました。
学生の年齢層は高めで、定年退職した方もおられましたし、比較的に30・40代の方が多かったと思います。
学芸員の資格を取得するには
学芸員の資格取得にはレポート提出とスクーリングの2つが必要でした。レポート提出は一週間に一度ほどで、どの科目から提出するかなどは自由に選べました。
またレポートは全てインターネットで提出だったのが楽だと思いました。
そして他の学生が提出したレポートも読む事が出来ましたので、それを参考にしつつどのように進めていくのか、またペースは遅れていないかなども全て確認できたのが良かったです。
レポートを提出した2週間後には先生方からの評価が受け取れ、合格点に満たなかった場合は注意点を書き直し、再度提出する事が出来ます。
ネット上でレポートの提出できて便利
1年で資格を取得するのを目標にし、いざ通信大学に通いだしました。
働きながらレポートを毎週提出する生活は本当に大変でしたが、人生で1番勉強したと思いますし、先生方の丁寧で厳しい指導のお蔭でレポートの書き方など現役の大学生時代には習わなかった事を多く取得する事が出来ました。
また1番の目標であった資格を取得して美術館で学芸員として勤務する夢も叶いました。
卒業したら終わりではなく、今でも先生方や同級生と連絡を取り合い、同じ業界に居る者同士で情報交換を行っています。
このような仲間に巡り合えた事は本当に良かったと思います。
ほぼ毎週提出しなければならないレポートを書くのは大変
レポートの提出がかなり沢山ありました。
ちょうど私が受けた年にカリキュラムが変更になり、かなり厳しく難しくなったと後から先生から伺った程です。
日中は普通に仕事をして平日の夜と休日は全てレポートの作成に追われました。
またレポートの基本的な書き方や、正しい文法など、レポートの内容以前に厳しいチェックがありました。
現役の大学生時代にもレポートは提出していましたが、そこまで厳しいチェックはなくかなり緩かったんだと後から思い知りました。
今となってはその時に厳しく指導してもらい良かったと思いますが、その当時はとても大変でした。
良い仲間との出会いがあり通信制大学はおすすめ
他の方にもオススメしたい理由は、そこで一生の仲間と出会う事が出来るからです。
普通は通信制の大学だと1人でコツコツとというイメージを持たれると思いますが、私の通っていた課程ではこれまでの卒業生を含め先生方とも今も繋がっています。
そしてFacebookでグループを作るなどして、同じ業界にいる者同士で情報共有や仕事の愚痴を話し合うなどしています。
卒業してからまでも繋がりが持て、また資格取得後の就職に関しても力になってくれる先生方や同級生と出会える事が本当に良いと思うからです。
資格取得後、美術館に学芸員として転職
博物館学芸員資格を取得後に転職活動を始め、数か月後には美術館で学芸員として勤務をしていました。
就職活動をする際も、京都造形芸術大学でお世話になった先生に相談をしながら進めていき、また求人の見つけ方なども教わりました。
また就職後も同じ課程で学んだ同級生と連絡を取り合い、お互いに学芸員としての情報共有を行ったり馴れない仕事の愚痴や励まし合いをしながら新しい人生を歩んでいます。
資格を取った事で、こんなに人生が変わったので、本当に通信制大学に通って良かったと思います。
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学芸員の資格を取得したので美術館に採用された
放送大学・人間と文化コースに入学した理由
有名大学の教授の講義を安い授業料で受けられると知ったので、放送大学を選びました。
受験のための試験はなく高卒の資格があれば誰でも入れるので、門戸が広い大学だと思いました。
自分の好きな時間に自宅でテレビやラジオで視聴して勉強できるので、四角四面な学校の授業スタイルが苦手な自分にでも続けられそうと思ったので。
放送大学のスクーリング
大学卒業が目的の全科履修生は20単位以上取る必要があります。
電車やバスで行ったり、駐車場が広いので自動車で通うこともありました。
1科目は、1時間25分の授業8回で構成されていてみっちり学べます。
また、有名大学の教授がきてくれて講義してくれるのでとても楽しかったです。
年齢層は幅広く様々な職業の人がいたのでディスカッションする時は興味深かったです。
教室内だけでなく、外に出て講義する科目もあります。
私は人文学系や美術系の科目を学びました。
放送大学の単位取得方法
卒業には、まずテストorレポートを提出し、そのあとにキャンパスへ行って試験を受けます。
試験で合格点に達すれば単位が取れます。
もし落ちてしまったら半年後に再度チャレンジできます。
普段の授業は自宅のテレビやラジオで1科目45分程度×15回を視聴し、教科書を読みながら勉強します。
キャンパスへ行けば、DVDなどで視聴できるので、普段時間がない人は一気に見て頭に叩き込む人もいるようです。
気をぬくとどうしてもサボりがちになりますので、スケジュール立てて確実にこなしていく必要がありました。
授業を自宅のテレビやラジオで視聴でるので気が楽
自分で好きな科目を自由に選べて深く学べるので楽しかったです。
たまにスクーリングに行くのも気分転換になって良かったです。
何より満足している点は、自分の好きな時間に自分の学びたい科目を、自宅のテレビやラジオで学べたことです。
私は落ち着きがないタイプで、学校でシーンとした中で授業を受けることがどうしても苦手でした。
録画した授業をカフェでパソコンを開いて勉強したり、仕事が忙しいときは時間ができたときに一気に勉強するなど、スケジュールを組んで自由にできるスタイルが私には合っていました。
また、深い内容を安い授業で学べたことも助かりました。
最短4年で卒業するのは大変でした
科目によっては試験が難しく、なかなか単位が取れなかったことです。
私はどうしても4年で卒業したかったので、最後の年度は授業もたくさん取ってたので勉強か大変でした。
自分の好きな科目を選べるので、大抵は勉強も楽しく試験内容も覚えやすかったのですが、たまに自分の思っていた授業内容とは違う科目もあって、そういうときは勉強することが苦痛でした。
また、放送大学は最長10年在学できるのですが、私はダラけてしまうので必ず4年で卒業すると心に決めていました。
ですので科目選択も計画的にしてましたが、どうしても難しくて単位が取れない科目もあり、最後は駆け足で授業をたくさん受講し、死にものぐるいで卒業しました。
とても大変でしたが、4年で卒業できたことによる達成感は大きかったです。
放送大学はおすすめです
卒業を目的とする全科履修生、興味がある科目を自由に勉強できる選科履修生や科目履修生など、自分に合ったスタイルで学ぶことができます。
どれもスクーリングもできますし、出会いもありとても楽しいです。
また、安い授業料で深く学べるのでとてもお得感があります。
よくテレビでみかける解説者が授業を受け持ってくれていることがあるので、深く学びたい人にはオススメです。
仕事が忙しい人でも何とか頑張って卒業した人もたくさんいました。
全科履修生は最長10年在学できるので仕事との両立もしやすいです。
学芸員の資格がとれたので美術館のバイトに採用された
私は美術に興味がありましたので、学芸員の資格が欲しいと思っていました。
ただ私の場合、学芸員になりたかった訳ではなく、本業の他に美術館のアルバイトもしたいと思っていて、そのために美術のことを深く学びたいと思ったからです。
学芸員の実習だけは放送大学では受講できなかったので、他の大学で単位を取りましたが、他の必要な学科はすべて放送大学で事足りました。
美術館のアルバイトは人気で倍率が高いですが、学芸員の資格を持っているというと採用されやすいです。
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