数学・中学校・高校の教員免許を取得できる通信制大学を一覧にまとめました。
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数学
中学校教諭免許状
中学校教諭免許状
- 東京福祉大学
(東京都豊島区/群馬県伊勢崎市)卒業率50%以上
- 日本大学 教職コース
(東京都千代田区)おすすめ
明星大学(東京都日野市)
聖徳大学(千葉県松戸市)
- 愛知産業大学短期大学
(愛知県名古屋市)二種 卒業率60%以上
- 佛教大学
(京都府京都市)
姫路大学(兵庫県姫路市)
環太平洋大学(岡山県岡山市)
おすすめ
佛教大学
佛教大学は数学だけでなく、各種教員免許を取得できます。
これから教員を目指す方、すでに教員として働いている方が違う分野の教員免許を取得するために学んでいる通信制大学です。
ネットでレポート提出できたり掲示板で学生交流したりと、自習の多い通信教育を挫折することなく続けられるシステムになっています。
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最短半年!スクーリングなしで数学の教員免許を取得可能「北海道情報大学」
すでに教員免許を持っている方が、数学の教員免許を目指す場合は、最短半年!!スクーリングなしで取得できます。
科目試験は一部ネット受験できますが、すべての科目ではありません。全国に試験会場があるので、通うことになります。
北海道にキャンパスがある大学ですが、全国どこからでも学べる環境なので学生は全国各地にいますよ。
編入学する場合は、持っている資格を大学の単位として認定する制度がありますので、卒業をめざしてがんばれる大学です。
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佛教大学で数学教員免許を取得した卒業生からの口コミ
佛教大学通信教育課程を選んだ理由
私は4年制大学を卒業後、数学の高等学校教諭1種免許を取得するために佛教大学通信教育課程に入学しました。
4年制大学を卒業していたので、教員免許取得に必要な単位だけを勉強できる「課程本科」のコースを選択しました。
私が佛教大学を選んだ理由は自宅から近く、スクーリングに通いやすいと考えたからです。
教員免許の取得には大学まで直接出向いて授業を受けなければならないスクーリングが必要です。
北陸地方に住んでいた私にとっては京都にある佛教大学ならば通学費用がさほどかからず、総合的な経費が安く済むと考えたのです。
レポートと試験について
佛教大学通信教育課程に入学すると、学ばなければいけない教科のテキストがどさっと送られてきます。
佛教大学通信教育課程にはいくつかの授業形態があるのですが、一般的なT履修の方法を説明します。
T履修はテキストを用いて勉強する方法で、学習の手順としては「テキストを読んで、レポートを書き、単位認定試験を受ける」という流れです。
レポートと単位認定試験ともに合格しなければ単位をもらえません。
レポートはいつでも受け付けているわけではなく、ちゃんとレポート提出の期間が定められているのでそれに従います。
また初回のレポートを提出するとともに単位認定試験の申し込みができます。
逆に言えば、単位認定試験に申し込みたいならレポートを提出しなければならないわけです。
単位認定試験も年間計画でいつ行われるか、ちゃんと決まっています。
そのため「この日程の単位認定試験を受けるためには、この日までにレポートを作成しなければならない」と、逆算したうえで勉強しなければならないのです。
これが結構大変でした。
教員免許を取るために必要な科目は2008年当時で30科目ありました。
私は最短在籍年数の2年で卒業を目指していたので、1か月中に3~4科目ほどを平行で勉強することもあり、結構しんどい思いをしました。
もし時間と資金に余裕がある方は、3~4年で卒業する予定を立てたほうがじっくり勉強できるかと思います。
数学専門科目について
数学の教員免許を取るのですから、数学の専門科目は必修です。
佛教大学では「代数学」「幾何学」「解析学」「確率論」(それぞれ概論と演習で4×2=8科目)に加え、プログラミング2科目とデータ解析の授業があります。
専門科目はスクーリングに出席しないと単位が出ないものが多く、私はお盆と年末に京都に通ってスクーリングを受けました。
プログラミングの授業は私の好きなパソコン操作がメインで、とても楽しく受けることができました。
スクーリングで出会った人たちとも話が弾み、良い体験だったと思います。
しかし「幾何学」には何度も泣かされました。
聞いたところによると佛大の「幾何学」は数学教員免許の取得コースを設置している通信制大学の中でも、相当レベルが高いということでした。
なにしろテキストを読んでも冒頭から何を言っているかさっぱりわからないのには閉口しました。
そこでテキスト巻末に合った参考文献や、本屋さんにある「幾何学入門」の本を片っ端から読み込んでみました。
ある意味理解できれば楽しくなる「数学らしい」科目でもあったと思います。
教育実習について
通信制大学でも教員免許取得のためにはもちろん教育実習があります。
私は教育実習の1年ほど前から、母校に連絡を取って教育実習の申し込みをしました。
通信制大学の場合自分でアプローチしていかなければならないところが多く、大変ではありましたが、分からないことがあれば大学に連絡してサポートしてもらえます。
実習期間中に佛教大学の先生が視察に来る場合があるらしいですが、私の場合は遠方だったからか視察はありませんでした。
一緒に実習を受ける人がいないので、ちょっと寂しいですが、学生時代にお世話になった先生に声をかけてもらえたりと嬉しいこともありました。
実習は難しかったですが、有意義な時間を過ごせたと思います。